謙遜と自己卑下

「謙遜は美徳」です。日本人の大好き人生観ですネ。

私の敬愛するメンターは、「愛は謙遜というパイプのみを通して流れる」といいます。

私も傲慢にならないように、心がけて生活しています。

でも、謙遜することやへりくだることと、自分を卑下することを混同しないでください。

自分を低く見る人(セルフイメージの低い人)は、「私は○○○であらねばならない」と自らに要請しすぎる傾向があります。

 

例えば、あなたが東京に住んでいて、友人が海外からお客様が来るから都内の観光スポットを案内してほしいと頼まれたとします。

完璧に英語を話せない自分を自己卑下するあなたは、「私は流暢に英語を話せないから、、、」と友達からの依頼を断ってしまいます。

一方、あなたが、自己受容できている場合は、「私の英語はブロークンだけど、市内観光くらいならつとまる」と、その依頼を引き受け楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

 

もう、30年以上も昔の話ですが、まだ東京でマーケティングの仕事をしているこのですが、友人に頼まれ米国からのお客様の観光案内をしたことがあります。

私は友人より少しましな程度にしか英語は話せませんでしたが、名古屋と京都を一緒に旅をしてとても楽しい時間を過ごすことが出来て、いい思い出となりました。

 

私は英語が流暢に話せナケレバナラナイと自分に要請しそれができないと、「私はダメな人間だ」と自己卑下をしてしまうことで自分いじめをしています。

「ザ・ベスト」を課すのではなく、「マイ・ベスト」を目指しましょう。

 

また、自己卑下の原因となる考え方の癖に、「一般化のしすぎ」があります。

例えば、一度就活の面接に失敗したから、今後も失敗し続けるとか、一度好きな人にフラれたから今後もフラれ続けると落ち込むのは一般化のしすぎです。

また、数学の成績が悪いから頭が悪いと決めつけるのも、一般化のし過ぎです。
あなたには、文章能力がありかもしれませんし、音楽の才能があるかもしれませんね。

「一般化のしすぎ」は、事実に基づかない推論です。
こんな推論の癖があったら、気を付けてください。

 

人は誰でも、口には出さなくても、それぞれに劣等感を秘めて生きています。あなただけが劣等感を持っているのではないのです。

たとえ劣等感を持っていたとしても、「大丈夫!」の人生を生きましょう。

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