毒親の言動 ~「冗談」や「からかい」が子供を一生苦しめる ~
毒になる親は子供を自分のコントロール下に置くために言葉の暴力を使います。
明らかに悪意のある言葉や汚い言葉を浴びせる「毒を吐く親」がいます。
また、「からかい」「いやみ」「酷いあだ名」「微妙なあざけりやけなし」で執拗に毒を吐き続ける親がいます。
子供は、ジョークと本気、また、からかいと脅しの違いがわかりません。
だから、子供の「身体的特徴」「知能」「能力」「人間としての価値」について冗談めかしてからかうのは、子供の心に大きな傷をつける恐れがあります。
子供の頃に言われた親の言葉の毒は、心の奥に蓄積され、なかなか抜けません。
だから毒親は、自分が親から受けた毒のある言葉を、子供に対して当たり前のように吐き出してしまうのです。
このように、毒親の負のスパイラルは世代を越えます。
子供は親の言葉を額面通りに受け取るので、親にとっては考えもなしに発した言葉でも、深く傷つき、それを無意識の中に閉じ込めます。
それは、たとえはたから見て有能で成功者であってさえも、本人は自信がなく、セルフイメージの低い、苦しい人生を送ることになるのです。
毒を吐く親にならないために、子供に向けて冗談を言うときや、笑いを取りたいと思うときに、次のことを注意してください。
1,冗談のネタはなにか
2,残酷さの程度
3,冗談の頻度
そして、毒親育ち(かもしれない)だと思っている人は、上記の3つの項目を確認してみてください。
あなたは毒親育ちかもしれません。
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☆・・・編集後記・・・☆
子供の頃って、今思えばどうでもいいようなことがすごく嫌で、学校に行きたくなくなるようなことがありました。
私は、人に笑われるのがすごく嫌でした。
小学校低学年の頃、私の作文が学級新聞か何かに取り上げられました。
私は、方言をそのまま文章にしていました。
幼い私は、方言の存在すら知らず、それが標準語だと思っていたのです。(●^o^●)
作文が取り上げられたことは嬉しかったのですが、それを見た祖父母や両親には、面白い文章なので、笑われてしまいました。
どんな内容の作文だったかは全く覚えていないのですが、笑われたことだけを覚えています。(^_^;)
今だったら、「ウケた!」「笑いをとった!」と喜ぶでしょうけど、あの頃の私は恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。
子供の行動、言動に笑いをそそられることは多いですね。
私の弟の家族は、弟にとっての孫の様々なシーンをLINEの動画で見合って大笑いをしています。
「そんなに皆で笑って、A子は傷ついたりしていない?」と弟に聞くと
「A子はウケることが嬉しくて、笑いをとるとマスマス張り切る」とのことでした。
両親からも祖父母からも叔父さんや叔母さん、オオバーバからも愛されて育てられているA子は、自己肯定感の高い子に育てられているのだな、、、
だから笑われることも良いことだとおもえるのだなと感じました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
板垣多惠子